2015年、この時期のモエレ沼公園の野外観察会は風が冷たい [鳥の野外観察会]
先週(10月22日)は、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」教室による野外観察会に参加して来ました。(#^^#)
観察会の場所は、この時期恒例のカモ類の観察でモエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園)です。毎年の事ですが、この時期のモエレ沼の野外観察会は風が冷たくて寒いのなんの・・・ところが昨年のブログを確認すると、スノーシューで着ているアウターと手袋、首にはネックウォーマーという防寒だったのですが、予想外に十分に耐えれる寒さで、ちょっと拍子抜けした感じなんて書いてました。
今回の参加者は先生を含めて14名です。そして、今回の期待できる野鳥は、オオバンやホシハジロ、ヒドリガモ、ヨシガモなどのカモ類、ハクチョウ、ツグミなどの冬鳥やカケスやウソ、アカゲラなどの留鳥などが期待できます。
今回の撮影のメインはカモ類になります。持参した撮影機材は、Nikon D300s + SIGMA APO TELE CONVERTER 2x EX DG + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMと一脚。
35mm換算で1500mmになるのですが、撮影してもこんな感じ・・・
ここモエレ沼は広いので鳥との距離が遠いのですが、さらに、カモ類は10月1日から狩猟が解禁(当然、モエレ沼は狩猟不可)になってるので、警戒心が強くなっているのか?人間が近づくと岸から離れて常に人間との距離を開くのです。
ということで写真は全てトリミングしてます。
ヒドリガモ(左)とホシハジロ(右)
冒頭に書きました今年の寒さですが、後半は耐えれない寒さ?冷たさ?でした。
補足しておくと、寒い(冷たい)というのは、モエレ沼公園の中でも沼の周辺であり沼からの風が意外と強くて冷やされているのです。しかし、沼から少しでも離れると青空広がる写真のそのままって感じで、気持ちの良い天気でした。
下の写真の後方に写ってるのが、2羽のオナガガモ・・・なかなか動いてくれなく、撮影出来たのは特徴でもあるお腹の白い部分?さらに、遠くて何が何だか?
ほぼ全身すすけた黒色で嘴が白いのが特徴なのはオオバンです。
後頭部の冠羽が特徴なのはキンクロハジロで、目の黄色(金色?)も特長的です。
何やらオオバンを交えて井戸端会議・・・オオバンは上手に潜って水草を取ってくるので、そのおこぼれにと人気者なのです。
キンクロハジロのメスです。
オスよりも短いのですが、冠羽があるというので、グーンとトリミング(少しボケ気味)してみましたが、冠羽があるような無いような?
ちょっと風の寒さ(冷たさ)厳しくて、今回の撮影はこんな感じで終了したので、おまけの紅葉の写真を1枚。
観察会の成果は、次のような鳥たちです。
ヒドリガモ、マガモ、ホシハジロ、ヨシガモ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、ムクドリ、トビ、カシラダカ、ツグミ、ノスリ、カケス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ
以上、モエレ沼の野外観察会ですが、参加の皆さん寒い中ご苦労様でした。