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北のローカル列車の旅、函館本線制覇へあと一歩 [ローカル列車の旅]

2014年に実施したJR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの再開報告です。(#^^#)

先日も「北の大地2500kmの完結への計画」で書きましたが、簡単に整理すると、再計算した結果、2014年は10日を要して、留萌本線、宗谷本線、富良野線、釧網線、石北線、根室本線、石勝線、室蘭本線、札沼線、日高本線と函館本線の長万部以北を制覇して、走破離(2205.7km)、乗車積(3496.2km)でした。残るは函館本線の長万部以南と津軽海峡線(江差線、海峡線)で、これを二泊三日の旅で、残りの約300kmを走破し、のんびり列車で巡る北の大地2500kmを完結させる計画です。

恒例の出発駅となるのは、まだ暗い日の出前の我がまち江別駅です。

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まずは、長万部までローカル列車で227.4kmを移動しなければ旅の再開になりません。旅のルールは単純でローカル線と徒歩のみです。ちなみに今回の函館では路面電車とロープウェイに乗りたいので特例に含めたいと思います。

この旅で何度か乗った始発電車・・・やはり旅のスタートは始発ですよね。(^^♪

函館本線、江別(5時39分)~札幌(6時03分)、乗車時間(0時24分)、営業距離数(21.0km)、既に乗車済区間で走破距離変わらず(2205.7km)、乗車累計数(3517.2km)

733系+731系(120M)江別発の札幌行きは、6両編成です。
 
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今回の旅に使う切符は「秋の乗り放題パス」発売期間:2015年9月19日~10月16日、利用期間:2015年10月3日~10月18日。

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10月14日の「鉄道の日」に合わせて、JR線全線に連続する3日間乗り放題。価格は大人7,710円。ちょうど旅の日程も3日間ですから計画にピッタリのお得切符です。

日の出とともに札幌駅に到着・・・

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ここから小樽経由で函館本線を南下して長万部へ向かうルートと、千歳線・室蘭本線で東室蘭経由で長万部を目指す事が可能ですが、今回、往路は東室蘭経由、復路は小樽経由を使う事にしました。

千歳線+室蘭本線、札幌(6時21分)~東室蘭(9時07分)、乗車時間(2時46分)、営業距離数(129.2km)、既に乗車済区間で走破距離変わらず(2205.7km)、乗車累計数(3646.4km)

キハ143-153+103(2726D)札幌発の東室蘭行きは、2両編成です。苫小牧からワンマン運転。

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この列車も何度か利用している2726Dです。二人用の席を確保して、のんびり旅気分を満喫しながら朝食タイムです。(江別駅乗車前にセイコーマートで仕入れ)

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苫小牧に到着すると、大勢の外人さんたち(アジア系じゃない)が乗車してきて、私の席も相席となる。この人たちは何なのか気になるが・・・私の語学力で質問するなんて不可能。(-_-;)

結局、白老で降りたのですが、服装と荷物から想像するに樽前山にでも登山かもね。とりあえず狭い相席から解放されました。ほっ!

東室蘭駅に到着しました。乗り換え待ち時間(1時間9分)

室蘭本線、東室蘭(10:09)~長万部(11:53)、乗車時間(1:44)、営業距離数(77.2km)、既に乗車済区間で走破距離変わらず(2205.7km)、乗車累計数(3646.4km)

キハ40-1786+キハ150-106(474D)東室蘭発の長万部行きは、2両編成です。キハ150は、途中の豊浦で切り離されます。

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キハ40が意外と混んでたので、途中までキハ150に乗ることにしました。

なんか何処の駅も北海道新幹線一色って感じなどとグチリながら「北海道新幹線どら焼き」を買って乗車です。(^_^;)
 
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秘境駅の旅じゃないので途中下車しませんが、室蘭本線で長万部を目指しますから、有名な無人駅が二カ所あるので車内からチェックしたいと思います。

1つ目は、秘境駅じゃありませんが、北舟岡(きたふねおか)駅です。

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海岸線に最も接近している駅の一つで、ホームの先は直ぐにでも海へ飛び込めそうな錯覚を感じます。

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北西に望む有珠山と列車や、内浦湾のカーブも一望できるので、景色と通過する列車を撮影するのにもベストな場所として人気です。

2つ目の駅は、終着の長万部の2つ手前にある小幌(こぼろ)駅です。

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上記写真の礼文華(れぶんげ)峠の礼文華トンネルと、新辺加牛(しんべかうし)トンネルの中間で、内浦湾から切り立った崖の中間に位置し、この駅に来るには、列車しか方法がないという秘境駅で、利用客がほとんどいない事からJR北海道が廃止方針を示した事で、注目を集めている秘境中の秘境ともいえる駅ですが・・・

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今じゃ秘境駅には、大勢の乗客で賑わってます。ここまで凄いと思いませんでした。トンネルとトンネルの間にある駅で、発車すると直ぐに新辺加牛トンネルに入ります。車内からも私のように窓を開けて撮影タイム!

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そんな賑わいの余韻の残る中で、長万部駅に到着しました。 乗り換え時間(1時間35分)。まずは、改札を出て「ありがとう寝台特急北斗星」入場券(硬券)を購入です。

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やっと「のんびり列車で巡る北の大地2500km」の旅のスタート駅に到着しましたね。再出発の前にジョイフルトレインが留まってるのを見つけました。>^_^<

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キハ150系の後方に「はこだてエクスプレス」として運用中のキハ183形5000番台の「ニセコエクスプレス」です。 

函館本線、長万部(13:28)~函館(16:11)、乗車時間(2:43)、営業距離数(126.1km)、走破距離(2331.8km)、乗車累計数(3849.7km)

キハ40-1812(2844D)長万部発の函館行きは、渡島砂原(おしまさわら)経由の両編成です。

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前回の東京へのローカル列車の旅で「かにめし本舗かなや」で「かにめし」を買ったので、今回の昼食は同じ「かにめし」じゃ面白く無いと思い、東室蘭駅で駅弁「母恋めし(1058円)」を仕入れておきました。

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「母恋めし」の存在は知ってましたが、今回の旅で食べるとは予想してなく偶然の発見。この弁当は、郷土料理コンクール弁当の部で最優秀賞受賞だそうでうが・・・開けてビックリ!ホッキ貝のインパクトありすぎです。(^_^;)

ホッキ貝と茸の炊き込みご飯のお握り2つ、燻製たまご、チーズ、なすの漬物、ハッカ飴と、母恋や駅弁の由来説明書。

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あのホッキ貝?貝殻食べれない事は理解しているが、何なのか?裏にお握りあるだけで・・・飾り付け?で、この貝殻は燃えるゴミ?不燃物?

函館本線の終着である函館駅に到着すると、函館本線制覇というのが分かりやすいのですが、函館本線の森駅~大沼駅のルートには、渡島砂原経由(35.3km)と大沼公園経由(22.5km)があり、今回通るのは渡島砂原経由ですから、3日目の帰りに大沼公園経由に乗り制覇となりますので、しばし函館本線制覇は中断する事になります。注)私のブログでは、駅名を使い大沼公園経由、渡島砂原経由と表記しますが、駒ヶ岳廻り、砂原廻りともいいます。

森駅を発車して「車窓からの構内と駒ヶ岳」のイメージで撮影。(^_^)v

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函館駅に到着です。(^O^)/

とりあえず、「ありがとう寝台特急北斗星」入場券(硬券)を購入して・・・

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駅舎を撮影して、初日の旅を締めたいと思います。(^_-)-☆

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以上、江別駅を出発して約11時間で、函館駅までの1日目の旅は終わりました。明日の2日目は、青函トンネルを抜けて、北の大地2500kmローカル列車の旅の最南端の目的地である「津軽今別駅(つがるいまべつえき)」に行って来ます。
 

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