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気象衛星ひまわり8号講演会 in 北海道情報大学に行って来ました [天文サイエンス]

気象衛星ひまわり8号講演会 in 北海道情報大学、「天気予報が変わる?!~気象衛星ひまわり8号は、こんなに凄くなった!」に行って来ました。

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北海道情報大学(松尾記念館講堂)、8月1日(土)13:00~15:00、入場料無料、収容定員:600名

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なんで我がまち江別で、気象衛星ひまわり8号講演会なのかって事を最初に補足しますと、気象衛星ひまわり8号の主局は、埼玉県鳩山町にありますが、主局が使えなくなった場合に副局が業務を代行します。そんな副局が我がまち江別にあるのです。

事前申し込み不要で当日直接会場へとのイベントなので、当日の天気の良さに誘われて、奥さんと出掛けて来ました。

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受付開始(12:30)に合わせて到着しましたが、次々と駐車場には市民の車が入って来ます。ここ情報大学は訪れるには駅から距離ありますが、この日は野幌南口から無料送迎バスも運行されてました。

受付を済ませて会場まで館内を移動するのですが、途中の壁には気象衛星ひまわりに関するパネル展示もあり気分が盛り上がります。

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ひまわりアンテナサイトが描かれたうちわや、宇宙飛行士若田光一(わかたこういち)のポストカードもご自由にどうぞって感じで置かれていたので頂きます。とりあえず記念になるものは貰ってしまう年頃なのです。(^^♪

そうそう受付では、先着200名に「宇宙食」プレゼントということで、しっかり引換券を頂きましたが、そんな「宇宙食」がどんな物だったかは後述にて・・・

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開始まで少し時間があり到着が早過ぎたかとも思ったのですが、早く来て大正解でした。開始時間まで、昨年の10月25日に同じ会場で開催された「若田宇宙飛行士ミッション報告会 in 北海道情報大学」の様子がビデオ上映されました。若田宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在の活動報告ですが、ISSの活動の様子が映像にまとめられ、それを若田さん本人が生で解説してるのですが、とっても面白い内容でした。こんな上映もあったので先程廊下に若田さんポストカードが置かれてたんですね。(#^^#)

第一部(13:00~14:20)パネルディスカッション「天気予報が変る?!気象衛星ひまわり8号は、こんなに凄くなった!」

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写真はNGだろうなと思いながらも一応はリュックにカメラを持参したのですが、開始前の説明で、パネルディスカッションの様子および後のひまわりアンテナサイト(見学)は全て撮影OKで、SNSやブログで発信して下さいとの事でした。パネルディスカッションを撮影といっても微妙な写真ですが・・・ちなみに、この日のイベントの様子は、インターネットで中継(公開)するそうです。

司会進行(渡部重十氏:北海道情報大学教授宇宙情報センター長)、パネリスト(菅井貴子さん:気象キャスター・気象予報士)、パネリスト(足立勇士氏:札幌管区気象台気象防災部予報課長)

メインの話の内容は、気象衛星ひまわり8号って7号に比較して、具体的に何が凄くなったかって事ですが、実際の映像を使いながらの紹介・・・

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上記の写真は、気象庁HPで紹介されている「気象衛星ひまわり7号」のイメージ図。平成29年頃まで待機運用の予定。

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そして上記が、気象庁HPで紹介されている「気象衛星ひまわり8号」のイメージ図。

気になる「気象衛星ひまわり8号」の画像は、気象庁が提供するひまわり8号衛星の高解像度可視画像としてネットでリアルタイムに見る事が出来ます。

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上記は、リアルタイム映像は時間を遡る事が可能なので、昨日の昼12時をキャプチャーしてみました。(#^^#)

可視赤外放射計は、可視域3バンド(合成カラー画像)、近赤外域3バンド、赤外域10バンドの計16バンドセンサーを持つ(7号は可視1バンド(白黒)、赤外4バンドの計5バンド)。7号は約30分を要していた静止衛星から見える範囲の観測を10分毎に行いながら、特定の領域、例えば日本域を2.5分毎に高精度に観測が可能。世界最先端の観測能力を有するそうで、めちゃくちゃ性能が向上した事が分かりました。

第二部(14:40~15:00)ひまわりアンテナサイト見学会。

実は今回のイベントに来たのは、先着200名「宇宙食」プレゼントが気になった事は否定しませんが、やはり私のメインは、「ひまわりアンテナサイト見学会」ってのが魅力で誘われましたね。(^O^)/

江別に建設されたとか、運用が始まった事は新聞に載ってたので知ってましたが、何処にあるのか分からなかったのです。

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そんな「ひまわりアンテナサイト」は、北海道情報大学に隣接する北海道情報技術研究所(HiiT)の敷地内に設置されてました。

ここは、気象衛星ひまわり運用事業株式会社(HOPE)が、気象衛星ひまわり8号および9号の副局として2015年7月7日に運用開始に当たってます。

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大きなパラボラアンテナが2基ありますが、写真手前(右側)が「気象衛星ひまわり8号」用で、写真奥側(左側)が、2016年に打ち上げが予定されている「気象衛星ひまわり9号」用だそうです。

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パラボラアンテナの設置敷地フェンス前に写っている人と比べるとパラボラアンテナが大きい事が分かります。

北海道情報技術研究所(HiiT)の中も見学が出来るそうなんで、せっかくですから見学する事に・・・

今回のイベントは、後援に江別市や江別商工会議所が入ってる関係でしょうが、我がまち江別のゆるキャラ「えべチュン」が入口でお迎えです。(#^^#)

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奥さんが「えべチュン」と記念撮影した事は当然です。頭が「江別れんが」のレンガ鳥。右手にはいつも幻の小麦「ハルユタカ」の麦の穂を持ち、そのおいしさにいつもカンド―の涙を流しているという設定だそうです。

ここは先生方が放送用の授業を撮影するスタジオだそうです。

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そして、広いオープンスタジオを感じる部屋は、放送用のドラマを撮影するスタジオだそうです。

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先程のスタジオを2階から見下ろす感じに位置するスタッフ(制御)室。

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ここ情報大学で放送関係の科もあったんですね。

建物からは先程のパラボラアンテナの後ろ側が見えました。

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上記の写真をよく見ると中央付近に「えべチュン」がいました。先程の建物入口から外の暑い敷地に移動したんですね。いや熱中症にならなければ良いのですがね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

こんな感じで、待望の「ひまわりアンテナサイト」も見学出来て帰宅したのですが、最後に気になる頂いた「宇宙食」を書かねばなりませんね。(メ・ん・)?

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どんな食べ物?ちょっと期待したのですが・・・

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頂いたのはヤマザキの小倉と栗の羊かんでした。パッケージの説明によると、ヤマザキの「一口羊かん」は「宇宙日本食」として認定されたと書かれてますが・・・「宇宙食」に羊かんは予想しませんでした。( ̄▽ ̄;)!! 普通に甘~い羊かんで、ちょっとワクワク感が無いとブツブツ思いながらも完食です。

 


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