外で発見する道民のオキテ、その２、ソリ～他

道民のオキテ（法則）の外で見つける編の２回目です。随分と歩道の雪も消えて春が近くなったのですが、冬のオキテが何個か残ってたので、慌てて書いてみました。（＾┰＾；）ゞ

【買い物はソリで行く】

 

これだけ歩道の雪が無くなると見かける事はありませんが、冬の風物詩ともいえるのが、歩道に雪が積もり始めると、幼い子供をソリに乗せてスーパーなどに買い物に向かうお母さんが出没します。行きは子供を乗せて帰りは買い物袋をソリに乗せて運ぶ事が出来るのです。そんなソリは雪が無い時の自転車感覚の冬の必需品です。(#^^#)

子供連れ以外にも年配の方もソリを引いて買い物に出掛けます。重い買い物袋を両手に下げて雪道を歩くよりも、ソリを使った方が効率的で安全なのかもしれませんね。

我が家にも子供用のソリが残ってますが、車があるのでソリを引いて買い物に出掛ける事はありませんが、そんな子供用のソリですが、子供が大きくなっても意外と投げず（北海道弁）に物置などに残している家は多いかもね。

【セイコーマート】

北海道のコンビニといえば「セイコーマート」です。セイコーマート、略して「セイコマ」または「セコマ（私は使わない）」と呼ばれるコンビニです。

もしかすると道民の中には、北海道にしかないコンビニだと思っている人がいるかもしれないので補足しておくと、2015年2月末現在、関東の茨城県（85店舗）、埼玉県（14店舗）展開してます。それと、道内シェア第1位の1,062店舗ですから道内を車で走ると見かける機会が多いセイコーマートだといっても、さすがに全道179市町村全てに店舗が存在すると思ってる道民は、いないと思うのですが、未出店自治体は、占冠村、幌加内町、浦臼町、月形町、神恵内村、真狩村の6自治体です。えっ！浦臼に月形や真狩と聞くと未出店だった事に驚く道民は多いんじゃないでしょう？

1971年に1号店をオープンし、日本で現存する最も古いコンビニエンスストアともいわれてますが、記念すべき道内1000店舗目の店舗が、我がまち江別で2010年12月「セイコーマート江別幸町店」です。

セイコーマートのオレンジのバックに白いロゴは、何となく鳥だとは思ってましたが、まさか「フェニックス（不死鳥）」をモチーフにしているとは・・・私も知りませんでした。

【雪の日に傘は使わない】

ハードディスクを探してたら、タイトルに合いそうな（吹雪に歩く様子）写真がありました。(#^^#) 

道民は、雪が降っても大抵の場合、傘は使わずに、ダウンやコートなどアウターに付いているフードや帽子を被ります。冬になると当然ですが、雪が降る頻度も高いですし、雪は雨とは別物と思っているので、雪の為に毎日傘を持って出かけるような事はありません。

近場の移動だったりすると多少の雪が降っても気にせず歩くかもしれません。一番の理由は、気温が低く、雪が体に付いたり頭に溜まっても、パッパッとほろえば問題ないのです。

【ほろう（北海道弁）】

「パッパッとほろえば問題ない」、えっ？もしかして通じませんでしたか？

雪を「ほろう」、服に付いたホコリを「ほろう」。「払う」事です。

【雪よけカバー】

子供の雪遊びの必須アイテムが「雪よけカバー」です。

上記写真は、冬に孫のＭちゃんが遊びに来た際も「雪遊びするのに必要だよね」と「雪よけカバー」を買って、家の前で外遊びした写真です。そんな「雪よけカバー」は、東京に持って帰りましたが東京じゃ使わないでしょうね。（＾┰＾；）ゞ

靴裏に引っ掛けるゴムが付いてます。「雪よけカバー」は「スノーカバー」、「足カバー」とも呼ばれるようです。冬靴の中に雪が入ってくるのを防ぐために装着します。子供用の「雪よけカバー」ですが、考えてみると大人でもアウトドアでは、冬山のスノーシューでは必須ですし、夏山でも泥汚れ対策に足に付ける「スパッツ」がありますが同じ目的ですね。

【落雪注意】

北海道だけじゃなく、雪が降る地域なら同じじゃないかと思うのですが、屋根に付いた雪や氷が落ちてくる可能性があるので、建物の直ぐ脇（軒下）を通らないように誘導する為の標識です。

北海道育ちなら小さい頃から、屋根の下（軒下）を歩く時は落雪に注意しなくてはならないと習慣になってると思うので、三角屋根の家の側を通る時には、標識が無くとも上を見上げて大丈夫かチェックしてしまいます。私も小学生の時に文房具屋さんに入ろうとして屋根から落ちた雪の直撃を受け、店の人が慌てて出て来た事を鮮明に覚えてます。ケガなどありませんでしたが、雪だらけになりました・・・そんな「落雪注意」、「頭上注意」のカラーコーンの出現すると、これも冬の風物詩かもしれませんね。