2014年、カモメや鳥が少ない小樽港の野外観察会 [鳥の野外観察会]
一昨日(12月20日)は、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」教室によるバードウォッチングで、Ⅰ、Ⅱコース合同で貸切バスを利用して小樽港へ野外観察会でした。(#^^#)
先週は、数年に一度の猛吹雪になる恐れがある低気圧の影響が何日まで続くかと心配でしたが、野外観察会当日の午前中は晴天に恵まれ影響なしかと思ったのですが・・・鳥が少なくカモメすら殆ど見かけなく、もしかして鳥たちは猛吹雪や暴風を避けて逃げてしまった?そんな予期しない野外観察会でした。
さて、話は当日の野外観察会に戻りますが、集合場所は道新文化センター(大通り)9:00集合し大型バスで出発です。参加は先生を含めて24名位です。いつものようにローソンで温かいコーヒーを購入してバスに乗り込みます。
今回の野外観察会で期待できる野鳥は、シノリガモやホオジロガモなど美しい海ガモやウミウやヒメウ、運が良ければウミスズメやウミガラス(オロロンチョウ)も期待できます。シロカモメやユリカモメなどカモメ類の観察に最適な時期なのです。(朝の時点では青空も見えて期待したのですが・・・)
バスは札幌を出発して小樽市内に入ると、野外観察の前に恒例の「かま栄のかまぼこ」に立ち寄ってトイレタイムです。
テイクアウトで「パンロール」(216円/税込)を買ってみました。
ちょっと「パンロール」に関して補足すると、かまぼこをスナック感覚で食べることは出来ないかと、昭和37年に先代社長が発明した生粋のかま栄オリジナル商品です。揚げ立ての食感はこれまでのかまぼこにはなかった新しい感覚なので、販売店にて揚げ立てのものをお召し上がりになっていただきたいと宣伝している商品です。早速、バスに乗り込み頂きました。( ̄~ ̄) モグモグ 美味しいです。
例年だと、最初の観察場所は、おたる水族館のトドの飼育場を眼下に見る祝津の高島岬なのですが、積雪が多く無理と判断で諦めます。結構、眼下に見るトドの飼育場は楽しみだったので、ちょっと残念だったかも・・・って、バードウォッチングに関係ありませんね。
小樽市総合博物館の横を通るので、走るバスの車窓から冬の屋外展示の様子を撮影しようと思ったのですが・・・
正面にある青い列車のレストランは撮影出来たのですが、奥に雪のラッセル車が見えたのですが角度悪くて撮影出来ません。残念!
最初に観察場所は、祝津漁港です。
例年だと冬の土曜日だからか漁港はひっそりしているのですが、漁港は漁船も接岸して大忙しで賑わってました。想像ですが、冒頭に書いた低気圧の影響で漁の日程がズレたんじゃないでしょうか?
ここではホタテ貝を処理してました。(写真は落ちてた小さなホタテ貝)
そんな普段見ない作業に見とれてると、軽トラが雪を満載して海に雪捨てに来ました・・・
おー!荷台の雪はスコップで降ろすと思ってたのですが、こんな軽トラでも荷台がUPするとは知りませんでしたね。こういうのは見てるだけで楽しいです。(^^♪
そうそう、ここへ来た目的はバードウォッチングでした・・・
シノリガモの雄(写真左側)と雌(写真右側)です。
今回の撮影機材は、Nikon D300s + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMを手持ち撮影なんですが・・・
オオセグロカモメの幼鳥が近く(間に漁具があります)にいたので撮影しますが、150mmでも近過ぎて最短撮影距離(220cm)ギリです。もう少し離れて欲しかったね。
ここからは飛んでるシノリガモの撮影にチャレンジです。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!
オオセグロカモメも飛んでる姿を・・・
そして、おまけの黒猫です。(当然ですが鳥じゃありません)
青空の下で日向ぼっこ中ですね。綺麗なツヤがある猫でした・・・
次の場所へ移動してオジロワシを防波堤の先に発見です。
どこ?
遠すぎてトリミングでもこれが限界です。(;´д`)トホホ
ハジロカイツブリとカンムリカイツブリが一緒にいます。
これもどこ?
トリミングしてみましたが、大きいのがカンムリカイツブリですが、ハジロカイツブリと大きさが違うって位しか識別できませんね。
朝からの晴天も気が付くと消えて曇り空です。北浜岸壁へ移動するとホオジロガモが多数いたのですが、これも遠い・・・
トリミングすら諦めモードの距離でしたが・・・ラッキーだったのは、漁船が通ったのでホオジロガモが飛び立ち近づいたところを空中で撮影します。
ちょっとピントは甘いのですが、曇り空なので・・・とりあえず恥ずかしいので空模様を言い訳にしました。(^┰^;)ゞ
スズガモです。
フェリーターミナルへ移動します。
ちょうど昼食時間になったので、私は昨年の野外観察会で見つけた「なか卯」に行きました。(^O^)/
親子丼と鴨そばセットを食べたのですが、考えてみるとバードウォッチングに訪れて、親子丼と鴨そばって共に鳥づくしを食べてしまったのですが、これって駄目でしたかね?
フェリーターミナルへ戻る中でオオセグロカモメを撮影します。
残念ですが、最後に期待したフェリーターミナルも鳥の数は少ない・・・
ちょっと、撮影した鳥が少ないようなので、最後にフェリーターミナルからの景色を望遠で撮影してみました。
以上で小樽港の野外観察会は終了してバスで札幌へ戻ったのですが、今日の観察会の成果は、次のような鳥たちです。
オオセグロカモメ、ワシカモメ(先生の話ではオオセグロカモメに混ざってたそうです)、シノリガモ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ヒメウ、ウミアイサ、スズガモ、オジロワシ、ウミネコ、ただのカモメ
ウミウがいませんでしたね・・・それにしてもカモメやカモも少なく近年にない鳥の少ない小樽港でした。参加された皆さん、お疲れ様でした。(o・・o)/
最後に今回判明した事なんですが、相次ぐツアーバスの重大事故を受けた国土交通省による安全対策の一環で、貸切バスの安全性向上を図る取り組みの一環として、運賃制度が10月に抜本的に見直しされたそうで、その結果として、1.5倍程度にUPしたそうです。参加者で実費を人数割りするので確かに各人の負担も1.5倍になったのですが・・・1.5倍って凄いUPと思うのですが、そんなに従来は安価だったって事なんですかね。