「探偵はBARにいる2」の撮影に使用した路面電車241号車 [鉄道関連]
昨日書いた雪ミク電車2015の内覧会の番外編で、内覧会の前後の行動を書いてみたいと思います。
内覧会の開場時間早々は混雑すると思ったので、ちょっと東急ハンズで買い物です。今年は全くそば打ちを行ってません。このままだと年越しそばが、今年の初そば打ちになってしまうかも・・・
そんな事もあり北海道幌加内産のそば粉と打ち粉を買ってみました。そば粉は新そば粉です。結局、丸1年間もそばを打って無いので、何とか年越しそばの前に練習を兼ねてそばを打ちたいと思いまが・・・どうなる事か?
そんな買い物で時間調整して、路面電車の乗り場である西4丁目へ向かってると、西4丁目の停留所へ向かう標準色である8522号車です。
反対側からは、西4丁目を出発してすすきのへ向かう路面電車、三井ホーム(白とピンク)の全面広告車両は8522号車です。
確かに一昨日は、雪ミク電車2015の内覧会を目的に出掛けましたが、私的には路面電車に乗る事が楽しみだったので、テンションが上がります!記憶違いじゃなければ札幌の路面電車に乗った記憶無いので、初乗車なのです。(^^♪
札幌の路面電車は、西4丁目 - すすきの間を路線距離:8.41km走ってます。全線が複線区間で、停留場は23あり、約42分程要して運行しているので、結構ノンビリと走ってます。
早速、路面電車に乗って、雪ミク電車2015の内覧会の会場である札幌市交通局電車事業所へ向かおうと思います。(^O^)/
乗車した車両は、先程見かけた標準色の8522号車だったのですが、まず気になるのは運賃です。なんせ初路面電車なので勝手が分かりません。(メ・ん・)?
Suicaが使えるか気になりますが、乗車口にSuicaをタッチする機械がありません。車内をキョロキョロとチェックしていると、料金は全区間均一料金で、どこからどこまで乗っても大人170円である事は貼り紙で判明しました。その後、Suicaが使える事も判明いしましたが、全区間均一料金なので乗車時のタッチが不要なんですね。
さらに車内放送で、「どさんこパス」の存在を知り、停留所で止まった際に購入しました。
これ土・日・祝日・振替休日・年末年始(12月29日~1月3日)のみ利用できる市電専用1日乗車券で、大人310円で1名が市電に1日乗り放題だそうです。往復乗ると340円ですから何とも良心的な乗車券です。(#^^#)
札幌市交通局電車事業所で下車しましたが、ここでは「雪ミク電車2015」の内覧会以外の話です。
早速、目に入った車両は「ササラ電車」です。
ササラ電車は、竹を割って束ねた「ササラ」を回転させて雪を飛ばす除雪車ですね。残念ながら走っている様子は見た事ありません。
電車庫には、何両かの車両が留置きしてましたが、奥の車両が暗くて撮影きません。とりあえず、手前にあった242号車(標準色)と213号車(黄色の全面広告車両)を撮影します。
213号車は、株式会社くきつの全面広告車両です。何の会社ですかね?「ガスのことなら」って広告にあるので、ガス関連のようです。
ところで、この全面広告車両っていうかラッピング車両の費用が気になり、ネットで調べてみると、ペイント電車って事で載ってました。市電の車体 1か月1両 180,000円/月と載ってたので意外と安いと思ったら、最低掲出期間1年とあるので、216万(復元負担金が別途必要)ですから・・・そこそこの値段しますね。
ポイント切り替えレバーを撮影します。
このレバーで雪ミク電車の手前のポイントを切り替えるようです。
内覧会の会場を後にして、最初の西4丁目へ戻る事にします。やって来たのは、8502号車のロッテガーナミルクチョコレートの全面広告車両でした。
乗車して出発すると前から新型の超低床車両が来ました。急いで帰る必要もありませんし、せっかく乗り放題のどさんこパスを購入したにで、1駅で降りて、次の電車で新型の超低床車両を追いかける事にしました。
まあ、追いかけるといっても次を走る電車に乗る分けですから・・・途中で下車して、すすきのから折り返し戻ってくる新型の超低床車両に乗ろうという作戦です。
ところが追いかける為に乗車した標準色の241号車が、なんと「探偵はBARにいる2」の撮影に使用した電車だったのです。(^┰^;)ゞ
乗車口の外側と内側に「探偵はBARにいる2」の撮影に使用した241号車である説明が貼られてました。主演の大泉洋さん(上記写真)、松田龍平さんの直筆サインを車内の両端(運転席後方)に掲出されてました。
確かに2013年5月に公開され映画「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」の中で路面電車が登場してました。主人公の大泉さん龍平さんと多数の追手との乱闘シーンがあったの覚えてますが、さすがに使われた路面電車の車体番号は知りませんでしたが、この241号車だったんですね。
ということで、興味というか気分は当初の目的である新型の超低床車両じゃなく、この241号車をどのタイミングで外観を撮影するかに変わってます。(メ・ん・)?
悩んだのですが、終点のすすきの停留所は、屋根で覆われ撮影しにくいと判断してひとつ前の停留所で下車して・・・
まずは走り去る車両と車両番号の241を撮影します。
ちなみに家に帰り「探偵はBARにいる2」をチェックすると・・・
上記は映画のスクリーンショットですが、標準色の車両が登場して、ハッキリと車両番号である241が確認出来ました。こりゃウケます!
そうそう使用車両車内での乱闘シーンでは、アクシデントにより窓ガラスが割れてしまったそうですが、ワンシーンとして、そのまま映画に採用されまたそうです。当然ですが、現在は修復されてます。
各停留所の間隔は短いので、徒歩で終点へ移動したのですが、途中で新型の超低床車両とすれ違ったので撮影します。
この新型の超低床車両は、2013年5月5日より営業運転を開始しているA1200形電車、愛称「ポラリス」といいます。市電ループ化に対応すべく導入された超低床車両で、3車体連接車で、両端の台車付車両の間に台車の無い中間車を挟む構造となっています。乗車の楽しみは次回の機会という事で・・・
さあ、すすきの停留所に到着しました。最後の撮影は先程の241号車です。
こんなアングルにしてみたのですが、すすきのシンボルといえば、すすきの交差点角にある巨大なニッカウヰスキーのネオン看板ですから、看板と241号車の2ショットにしてみました。
以上、路面電車は何種類か撮影しようと思ってましたが、「探偵はBARにいる2」の撮影に使用した路面電車241号車に乗車した辺りが、なんともラッキーですよね。