北海道立図書館の1/100縮尺模型 [江別カルタ&江別探訪]
江別探訪の今回は、北海道立図書館(江別市文京台東町41)の1/100縮尺模型です。(#^^#)
江別カルタでは「実りある 道立図書館 知の宝(ちのたから)」と読まれています。
解説書には、大正末期に札幌市に建てられた北海道立図書館が、古く手狭になったので移転が検討され、移転先の候補としては中島公園内もあったが、最終的に広い敷地の江別(現在地)に決定したことが書かれています。
そんな今回のテーマである北海道立図書館へ訪れると、道路脇の入口付近にレンガ作りのサイロがあります。
建築1933(昭和8)年で、現存のサイロとしては古いです。昔はこの周辺に十数戸の酪農家が生活していたそうで、文教通道路幅拡幅工事により南側から現在地へ150mほど移設したものです。
一時は解体撤去の運命にあったようですが、地域住民の熱意で残ったサイロだそうで、現在は、文京台地区のランドマーク的存在になっています。
ここ道立図書館は国道12号線からみると広大な前庭の先に赤い建物が見え、江別の代表する景観は桜の名所でもあります。
冬に道立図書館を撮影しても、そんな美しい景観もピントこないですね。桜の季節に撮影した写真がPCに残ってたような・・・
上記のような写真がありました。桜はチラッとしか写ってませんが、前庭と赤い建物の景観です。
この景観は、1988(昭和66)年度、江別市都市景観賞を受賞しているそうです・・・都市景観賞?ごめんなさい何となく聞いた事ある賞ですが分かりません。(^┰^;)ゞ
今回、目的の模型を撮影に訪れた時には、北方資料展示「北海道の灯台のいまと昔」が開催されてました。時々、面白い展示してるんですよね。
道立図書館が、第1管区海上保安本部(小樽)や小樽市総合博物館などの協力を得て開催。2006年まで小樽港の灯台で使用されていたレンズや、室蘭や恵山岬などの28基の灯台のペーパークラフト、雑誌などが並んでました。この資料展示は3月2日で終了してます。
趣味のNゲージやジオラマの関係で、ペーパークラフトや模型は気になります。(#^^#)
明治丸の模型です、
明治政府がイギリスに注文した最初の煙台補給船だそうです。全長73.3m、全幅8.9m、トン数1,028、建造は1874(明治7)年です。
旧小樽港北副防波堤の灯台レンズです。
昭和49年~平成18年まで使用された「5等レンズ」で、時間を決めて点灯します。との説明が書かれてましたが・・・
撮影した時は、ちょうど点灯していたのですが、この程度の明るさ?光量を落としているのですかね。(メ・ん・)?
今回の目的である北海道立図書館の1/100縮尺模型です。
場所の説明を忘れてましたが、北方資料展示も1/100縮尺模型も2階の北方資料館前です。
館内の案内を見ると、一般資料閲覧室が2階と表記されているにで、北方資料室があるここは中2階的な感じで、意外に階段の折り返し部分に相当する場所は、死角になり1/100縮尺模型の存在は気が付かないかもしれませんね。
このも1/100縮尺模型の説明によると、初代の北海道立図書館-旧館-(札幌市北1条西5丁目)、総工費約10万円をかけて大正15年8月27日に施工され、1967(昭和42)年に現在の地(江別)に移転するまで長く道民に利用されました。
なお、この模型は、昭和41年に当時で約20万円かけて製作されたものだそうです。紙幣価値が違いますので比較できませんが、説明の模型の方が高いんだよ的な表現ウケます。(#^^#)
以前、紹介した「江別・北広島秘境100選の著者も、この模型を北海道立図書館内模型と紹介しています。そして模型になった実際の建物が今も健在との事で訪れていました。こりゃ行くしかないでしょう。と私も札幌に出かけた際に訪れてみました。
よりによって私が訪れた日は、悪天候で時間が経つと吹雪になってしまいました。向かったのは、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)です。
模型の説明に住所が書いてましたが、この時点で私は勘違いしているのです。住所を頼らず、先程の秘境100選での著者の説明に、北海道立文書(もんじょ)館別館との説明で、何も迷わず赤れんが庁舎へ向かったのです。別館=本館の近くにあると思ってました。
ですから赤れんが庁舎に文書館あると思うので、という事は、この周辺に別館の建物あると思うのですが・・・
周辺をぐるっと探しますが見つかりません。道庁1階で文書館の場所を確認すると、赤れんが庁舎で間違いないようです。
確かに赤れんが庁舎の案内板にも文書館の説明あるのですが・・・
次の予定もあるので、諦めて、道義会議堂横を通って北1条宮の沢通りへ向かいます。
(メ・ん・)?何やら古い建物が左手に見えます。
何と道立文書館別館って書いてるじゃないですか・・・
確かに模型の建物です。(#^^#)
なんて事はなく、模型に書いてた住所、または、正確に道立文書館別館と調べれば迷わずに来れる場所でしたね。
写真撮影している間にも吹雪で・・・・
模型とはアングルが違うのですが、確かに同じです、(#^^#)
それにしても何度も車で北1条宮の沢通りを走ってても、近くを徒歩で歩いてても、道立文書館別館の存在は気が付きませんでした。ちなみにこに別館は中には入れないようです。
以上、今回に江別探訪は、北海道立図書館の1/100縮尺模型から、ちょっと江別を出ての場所ですが、模型になった実際の建物(旧北海道立図書館、現道立文書館別館)を訪れてみました。