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函館本線にある江別の駅を訪れてみる、その2 [江別カルタ&江別探訪]

江別探訪は昨日の函館本線にある江別の駅を訪れてみるの続編です。昨日は、大麻(おおあさ)駅、野幌駅、高砂駅と訪れましたが、今回は江別駅と豊幌駅です。(#^^#)

「北海道鉄道駅大図鑑」によると、各々の距離関係は、森林公園駅(札幌市)==2.3km==大麻駅==3.4km==野幌駅==1.3km==高砂駅==1.8km==江別駅==6.2km==豊幌駅==3.2km==幌向駅(岩見沢市)、となっています。

まずは、高砂駅を出発して江別駅手前の踏み切り・・・

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この踏切は江別駅に近い場所に位置するので、朝夕の時間帯は開かずの踏切になる事もあります。以前は、この他にも高砂駅や野幌駅の近くにも同様の踏み切りがありましたが、野幌駅付近の高架化により駅近くに残っている踏切はここだけです。

この踏切の横にある跨線橋(こせんきょう)が巨大で立派なのには、ひろきわ目を引きます・・・w( ̄o ̄)w オオー!

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元々あった跨線橋が老朽化していたので架け替えたのですが、老朽化から随分と時間が経過してからの架け替え実現だったのです。従来の跨線橋を一番利用していたのが、近くにある江別小学校への通学児童です。そこで、早急な架け替えが望まれたのですが、完成した時には29学級編成まで増えた学級は、上江別小学校の分離・新設により、児童776名・教員12名が新設校へ転出し10学級編成になりました。さらに、小学校の分離・新設により、線路を渡って通学する生徒はいなくなり、残ったのが巨大な跨線橋です。巨大すぎて渡るのに時間が掛かるので、多くの人は踏切を直接渡るので跨線橋を利用する人は、滅多に見ませんね。(-_-;)

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車でこの踏切を渡る場合は、江別駅および国道12号線方面から来ると、一時停止になる道路なので要注意です。結構な頻度で一時停止の取り締まりでパトカーが死角に待機してます。(^┰^;)ゞ

江別駅を訪ねるのに何で跨線橋の話しかって、後に関係する話しがあるので・・・

そんな江別駅ですが、石狩平野の真ん中に位置する駅で、駅舎は細かな手直しを何度か実施している関係で、昭和時代の近代的な建物を思わせる綺麗な駅です。

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開設は古く、1882(明治15)年ですから野幌駅と同じで、この駅も幌内鉄道のフラグステーション(簡易停車場で旗が立ててある時だけ停車する場所。乗車人や荷物がある時のみ旗を立てて停車させ、また下車する場合は車掌に申告する)として開設された駅なんです。

地上駅で、1面2線の島式ホームと1面1線の単式ホーム、単式ホームの一部を切り欠いた切欠きホーム1線、合計2面4線のホームを有しています。ホーム間は跨線橋で連絡していいます。江別の5つある駅で、江別駅のみが特急列車通過を待避する事が可能な構造です。

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この駅からは、今では廃線となった「王子製紙江別工場専用線」、「北電江別火力発電所専用線」も敷設されていた歴史ある駅なんですが、野幌駅の夕張鉄道の廃線同様に何も偲ぶものが無いのは寂しいですね。

大麻駅、野幌駅、高砂駅と、各駅は線路を挟んで北口、南口があったのですが、ここ江別駅には1ケ所しかありません。

その代わり大麻駅、高砂駅同様に、線路を南北に横断する跨線橋があります。

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この江別駅の東側の跨線橋ですが、めちゃくちゃ老朽化しています。現在、その横では架け替えの跨線橋建設が進んでいます。やっと前述の跨線橋の話と繋がりましたね。

先の跨線橋同様に現在の構造はシンプルな跨線橋でしたが、昨年の7月時点での脚の基礎建設の様子ですが、相当に大規模な工事です。

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あれから半年程経過した現在の様子です。

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まだ完成した時のイメージは私には分かりませんが、エレベーターが設置される予定もあるとの話もありますが、冒頭の跨線橋のように巨大すぎて便利じゃないとならなければ良いのですが・・・まあ、ここには踏切は無いので、利用されない心配は無いようです。

実は、現在の跨線橋は老朽化の問題はありますが、シンプルな構造なので、上を歩くと邪魔な柵も無く、駅構内や反対側の線路が見下ろす事が出来るビューポイントだったのですが、新しい跨線橋は窓越しにしか見れなくなりますね・・w( ̄o ̄)w オオー!

最後は、豊幌駅です。

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江別駅から6.2kmも離れているのですが、途中には何も無いので不便は無いんだろうと勝手に思い込んでいます。

ここは無人駅で国道12号線沿いで、岩見沢方面へ車で走ると駅自体は目にしていましたが、訪れたのは初めてです。駅前は新興住宅ですし、駅舎が非常に新しい駅に感じましたので、宅地に合わせた新設の駅かと思いましたが、この駅舎は2代目だそうです。外見がオシャレな建物ですが、さらに駅名がローマ字で掲示されている辺りがいい感じです。(^^♪

駅前には、レンガ造りの公衆電話BOXです。

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レンガを使ったモニュメント風が、ここは江別なんだと主張しているように感じます。

この駅舎は、中も覗いてみたくなりますよね。

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中も期待通りで、明り採りの窓には、ステンドグラス調のパネルがはめ込まれ、天井が高い待合室は小さな駅舎の内部を広く感じさせます。それでいてコンパクトの作りは落ち着いた居心地です。

無人駅なので、ちょっとホームも覗いてみました。

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改札を出るとホームと思ったのですが、2面2線の相対式ホームは駅舎から少し離れた場所に独立してました。上記写真の奥にも写ってますが、ホームに何ケ所か屋根付き待合いがあります。

駅舎は南側(札幌方面)にあり、北側のホーム(岩見沢方面)へは構内踏切で連絡するようになってました。ですから、列車が接近すると踏切が閉まるので、南北のホームの行き来は出来ません。

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以上、函館本線にある江別の駅を訪れてみるは、その1と2で江別にある5つの駅を訪ねてみました。

まあ、訪ねたといっても、今回は駅舎の中まで入って撮影したのは最後の豊幌駅だけですがね。(^┰^;)ゞ

実は今回の駅の探訪ですが、まとめて写真を撮影しに出かけたのでは無く、何かのついでに撮影しに立ち寄ったので、1回に1駅程度と結構、撮影には時間を要したのでした。本当はホームの様子なども乗せたかったのですが、それはまた機会があればという事で・・・

 


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