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函館本線にある江別の駅を訪れてみる、その1 [江別カルタ&江別探訪]

江別探訪の3回目に書くのは、史跡江当軌道、夕張鉄道線の名残の腕木式(うでぎしき)場内信号機、に続いて、鉄道関連で函館本線にある江別の駅についてです。(#^^#)

江別カルタでは「大麻に 駅舎ができて 半世紀」と、現在、江別の5つの駅の中で一番利用が多い、大麻駅が句の題材になっています。

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そこで今回は、江別にある5つの駅を改めて探訪してみました。

まず、江別にある駅の位置関係を確認しておくと、札幌から岩見沢方面に函館本線を下ると、大麻駅、野幌駅、高砂駅、江別駅、豊幌駅の順になります。

JR北海道にある駅に関しての私の虎の巻は、以前、ブログで紹介したのですが「北海道鉄道駅大図鑑」です。(^^♪

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同大図鑑によると、各々の距離関係は、森林公園駅(札幌市)==2.3km==大麻駅==3.4km==野幌駅==1.3km==高砂駅==1.8km==江別駅==6.2km==豊幌駅==3.2km==幌向駅(岩見沢市)、となっています。改めて知りましたが江別駅と豊幌駅の間って随分と離れてるんですね。

私が普段利用するメインの駅は高砂駅ですが同駅は快速が止まらないので、快速を利用する場合は野幌駅か江別駅を利用する事になります。残りの大麻駅と豊幌駅は江別に住んで20年以上経ちますが利用した事は一度もありません。なお、江別の駅には特急列車は停車しません。そこで、野幌駅への特急列車の停車について、JR北海道へ要望しているようですが、私の利用イメージを描けないので消極的な感想になりますが、実現の可能性は低いかもしれませんね。

それでは、札幌方面に近い大麻駅から順に巡りたいと思いますが、最初に訪れたのは大麻駅です。漢字で書くと間違った読み方する方が多いかも知れませんが、これ「おおあさ駅」です。(^┰^;)ゞ

江別カルタの句の題材になっていますが、先ほども書いた通りに個人的には利用した事のない馴染みが薄い駅です。

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、大麻駅には南口と北口がありますが、上記の写真は北口でメインの入口になります。(南口の改札時間は7時10分から21時00分までで改札時間外の利用はできません)

朝夕は通勤・通学客で混雑する大麻駅ですが、江別の駅の中で一番利用者が多いと書きましたが、その利用数ですが、江別まち検定のテキストには少し古いのですが2009年の統計が載ってます。大麻駅:約8100人、野幌駅:約6500人、高砂駅:約2500人、江別駅:約3500人が一日の乗車人数です。あれ?豊幌駅が何故か載ってません。ネットで調べると約550人との情報がありましたが、少ないかな?間違ってたらごめんなさい。m(__)m

北口側は住宅街で、専門学校、小・中・高校が並んでいることもあり、スーパーマーケットやマンション、戸建てが多く、通勤客が多く利用するイメージです。そんな北口は国道12号線とは線路を挟んだ反対側で、大きく迂回しなくては線路を超える事が出来ないので馴染みが薄い駅なのです。

反対側の南口は国道12号線沿いにあるので、普段から目にする駅の建物ですが利用した事はやはりありません。

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ちなみに「北海道鉄道駅大図鑑」で掲載されている南口は古い建物で、2009年に改装された現在のイメージとは異なります。

改装により駅舎の一部の様に建てられた、北海道ジェイ・アール都市開発の1K、1LDKの賃貸「グランセリオ大麻」のインパクトはあります。広告には「大麻駅徒歩1分」って宣伝されてますが、ホームといいますか線路側のロケーションが部屋から見えるのか気になります。(^┰^;)ゞ

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以前は南口側に駅に直結した客車を改造再利用したカレーライス店自由人舎 時間(じかん)があり、その店構えもインパクトがり印象的な駅でした。現在、同店は国道12号線を挟んだ建物へ移転しています。

ここ南口側には3つの大学と道立の施設(北海道立図書館など)があり、通学客が多く利用するイメージです。

次の野幌駅も「北海道鉄道駅大図鑑」に掲載されているのは古い駅舎です。2011年、2面2線の相対式ホームを持つ高架駅に生まれ変わってます。

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大麻駅を出発して高架線路になり、高架駅の野幌駅の次にある高砂駅の手前で高架線路は終ります。

下記写真は野幌駅の北口で、メインの入口になりますが、以前は線路により北口、南口は分断されていましたが、現在は、高架下が駅になってますから内部で繋がり往来できる便利な駅に生まれ変わっています。

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北口側は現在、駅前周辺の再開発による工事中です。その後、南口側の再開発になるようで、数年後には随分とイメージが異なる駅前周辺になると思われます。

南口は下記の写真になります。

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高架になることで線路で分断されていた野幌沿線は、高架下に新しい道路多数つくられました。

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現在の高架下の利用は、駐車場、駐輪場、道路だけなのですが、江別市民としては、高架下の利用が今後、どのようになるのか楽しみです。

そんな現在の野幌高架開業日は2011(平成23)年10月23日で、一番列車は江別駅発の札幌行き「列車120M」です。

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奥さんに早朝から江別駅に車で送って頂き、江別駅発5:40の列車120Mに乗車しました。早起きして乗ったのですが乗車区間は短いのです。高砂駅を超えると高架線路に入りますが、私は新しく開業した野幌駅で下車するという慌ただしい乗車を満喫したのです。そして、奥さんには江別駅に送って頂いた後に野幌駅まで迎えに来て頂いて、家に帰ったのです。単に一番列車で高架線路を体験したかっただけなんですね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

私は日が暮れてからの南口の様子が好きです。

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冒頭に書きましたが、江別カルタの句で使われたのは大麻駅ですが、大麻駅の開業は1966(昭和41)年ですが、歴史は野幌駅の方が格段に上です。野幌駅は1889(明治22)年の札幌-幌内間が開通した年に幌内鉄道のフラグステーション(簡易停車場で旗が立ててある時だけ停車する場所。乗車人や荷物がある時のみ旗を立てて停車させ、また下車する場合は車掌に申告する)として開設された駅なんです。さらに、1930(昭和5)年から前回も紹介した夕張鉄道が1975(昭和50)年の廃線まで接続された駅ですから歴史があるのですが、できれば駅に史跡が欲しいのですが、何も偲ぶものが無いのは寂しいですね。

次は、私が一番利用する高砂駅です。

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅ですが、改札内での上下ホームの移動はできない構造なので、線路を渡る場合は改札外の自由通路を利用します。札幌方面に向かう場合は南口改札から、岩見沢方面に向かう場合は北口改札からホームへ向かう事になります。

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下記の写真が北口で、待合室も狭く無人です。

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南口は日中のみの駅員の方が配置されています。現在の駅舎ですが、2001(平成13)年に新設され現在の建物になっています。

以前は、高砂駅の横に車が通行できる踏み切りがあり往来できたのですが、野幌駅付近の高架化により踏切は廃止されました。代わりに出来たのが「高砂地下歩道」です。

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通路は、幅4.5m高さ2.5mの四角いトンネル構造で立派な地下道です。

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防犯対策に防犯カメラや緊急通報ベルが備え付けられているそうです。通路は自転車と歩行者が通行可能なんですが、先ほどの高砂駅にある改札外の自由通路も自転車は押して上がれるので、物凄く便利になったかというと微妙かもしれません。

当初は踏切の廃止が先行して、高架下の道路開通が後だったので不便しか感じませんでしたが、高架下の複数の道路が開通して不便な状態は解消されました。

以上、函館本線にある江別の駅を訪れてみるは、最初の予定では5つの駅を1回で書く予定でしたが、写真を撮ったり書いていると話が長くなったので、2回に分ける事にしました。そこで、その1が大麻駅、野幌駅、高砂駅、そして、その2で江別駅、豊幌駅に関して書く事にしました。

 


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