夕張鉄道線の名残、腕木式場内信号機

江別探訪の2回目に書くのは、夕張鉄道線の名残、腕木式（うでぎしき）場内信号機です。鉄道関連が初回に続いてですが、やはり私の好きな鉄道ネタが続くのも必然でしょう。(#^^#)

実は、江別カルタには前回の江当軌道のように鉄道関連の句が意外とあります。これ決して私の鉄道趣味とは関係無いところで決まった句であることは信じて下さいね。（＾┰＾；）ゞ

 

題材になったの句は、陸橋（比羅夫号）、幌内鉄道、四季のみち（北電江別火力発電所の専用線路跡地）、江当軌道、大麻駅です。

そうなんです。今回の探訪地である夕張鉄道線が句の題材に入っていないのです。腕木式場内信号機なんていい感じの絵札になると思うのですが・・・あくまで私の鉄道趣味からするとですがね。（＾┰＾；）ゞ

夕張鉄道線は、夕張炭鉱の事業用資材や石炭の輸送を主目的に、1926（大正15）年に夕張本庁～栗山間30.2Kmが開通しました。その後、1930（昭和5）年に生産された石炭を直接夕張から小樽港へ向けて積み出すために、栗山～野幌間23Kmが開通しました。栗山～野幌間の開業は、石炭だけでなく、幌向原野の農産物などの輸送や、後に、旅客列車も運行されるようになって、一日上下17本の列車が運行していたそうです。

その後、石炭需要の減少で1974（昭和49）年に旅客輸送が休止、1975（昭和50）年には貨物輸送も含めて全線が廃止になって半世紀の歴史に幕を閉じました。

夕張鉄道といえば普段目にするのは夕鉄バス（夕張鉄道株式会社）です。

初めてこのバスを見た時は、ロゴのＹＯＵと車体のカラーリングが美しいと思いましたね。(#^^#)

北海道夕張市を中心に夕鉄バスの名称で路線バスを運行するバス会社（本社所在地は夕張市）で、かつては夕張鉄道線を有していたのですが、1974（昭和49）年に路線を譲渡し、バス事業の運営をしています。

バスといえば江別にも中央バス、JR北海道バスが走っていますし、その2社はメジャーなバス会社なので、初めて夕鉄バスが江別を走っているのを見たときには、何で夕張鉄道がバスなのか？そして江別を走ってるのか？不思議に感じました。(ﾒ・ん・)？

そんな夕鉄バスですが、江別には夕鉄バス野幌営業所（ 江別市東野幌町12－4）があります。

今回の目的地である夕張鉄道線の名残、腕木式場内信号機を探訪するには、ここ夕鉄バス野幌営業所が目印になります。(^O^)／

ここ夕鉄バス野幌営業所の前の道路を江別方面へ進みますが、直ぐにある信号を「ふるさと農道」へ右折します。

夕鉄バス野幌営業所前を出発と言いますか、信号を右折すると左手に腕木式（うでぎしき）場内信号機が直ぐに発見できます。今回は探す要素は一切なく直ぐに見つかります。

雪景色の青空に実に良く似合う信号機です。(^^♪

これは北海鋼機前駅の腕木式（うでぎしき）場内信号機として設置、使用されていたものです。横には夕張鉄道線の説明看板が設置されています。

野幌～夕張間の駅名や国鉄の線路との位置関係を確認できる地図も書いてあります。

そして当時の車両の写真として夕鉄12号機です。

これは国鉄の8620形のボイラーに、国鉄9200形の足回りを組み合わせた夕鉄11形です。1969（昭和44）年からはディーゼル機関車も導入されたそうです。(#^^#)

夕張～札幌間は夕張鉄道線により70Kmの最短距離で結ばれましたが、重要がなければ維持できないのが現実なんですね。もし現在も乗ってれば冬のスキー用のリゾート列車あたりが走ってたかも知れませんね。（＾┰＾；）ゞ

以上、夕張鉄道線の名残、腕木式場内信号機でしたが、前回ので面白いと私的に思ったのでGoogleストリートビューで探してみます。今回のはハッキリ道沿いに見えるので確認できると思います。興味がある方は試してみて下さい。今回も発見した時は嬉しい気分になりました。(^O^)／

まず、Googleマップで探すための目的地である夕鉄バス野幌営業所を出します。

夕鉄バス野幌営業所の前の道でGoogleストリートビューです。

目の前に夕鉄バス野幌営業所が現れるはずです。

次に進行方向を江別方面に向けて進みます。

直ぐにある信号を右折して「ふるさと農道」へ入るのですが・・・

ウケます。前を走るトラックも右折して後を追いかけるイメージです。トラックが視界の邪魔になるかと心配しましたが大丈夫でした。

直ぐに道沿いの右手に腕木式場内信号機を無時に確認する事が出来ました。