イベント2つ(ラブジョイ彗星他の星座観察、工場夜景「室蘭」)が続けて中止になってしまう [天文サイエンス]
昨日はイベントが続けて2つも中止になる衝撃の連絡を受けたのです。
一つ目は、先日の札幌市青少年科学館が2013年12月7日(土)モエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園1-1)で実施予定だった「アイソン彗星を探そう」の代替企画です。
アイソン彗星は11月29日早朝(日本時間)の太陽最接近前に彗星核が崩壊し、大部分が蒸発してしまったので当然ですが観察会は難しくなったのですが、企画を変更して当初の予定通りにモエレ沼公園で実施する旨の連絡がありました。
今回の企画は「他の彗星・惑星等」と題して、ラブジョイ彗星(C/2013 R1)、木星、火星、冬~春の星座の星々を観察する事になったのです。
ラブジョイ彗星に関しては札幌市青少年科学館のHPで「ラヴジョイ彗星情報」として発信しているのを読んでいたので知っていました。星に関する知識の無い私には観察会は嬉しい企画ですから参加するしかありません。
札幌市青少年科学館の説明では、ラブジョイ彗星は9月に発見され、11月下旬に地球に最接近したそうです。よく晴れた日の明け方に北東の空に見え毎日少しずつ東へ移動しているとの事。天体望遠鏡や双眼鏡を使えば12月いっぱいまで道内各地で観測することができるようです。
アイソン彗星の注目で何となく影が薄かったのですが、ここに来て新聞でも取り上げられたりしてラブジョイ彗星の人気急上昇かも・・・ただ見つけるのは大変な感じです。目印は近くの午前5時頃の北東から東北東へ向けてのヘルクレス、かんむり、うしかい座なんでしょうが、私にはそんな星座すら識別出来ません。頼りは観察会なのです。(;´д`)トホホ
昨日の時点での気になる7日の天気は雪の予報です。夕方に札幌から帰宅する際は結構ベチョベチョに濡れて帰宅しました。それでも天候なんてどう変化するか分かりませんから機材を準備します。
観察会は早朝 5:00~6:00ですから服装は完全防寒が必須です。札幌市青少年科学館のHPでは200mmでの撮影写真が掲載されていたので、カメラはNikon D300s、レンズはNikkor 300mm f/4D IF-EDを彗星撮影に選択、三脚、広角レンズ、双眼鏡、予備バッテリーなどを準備します。
一応、当日悪天候が予想される場合や、会場の積雪状況等によりやむを得ず前日午後6時に中止と判断する場合があり、中止と決定した際にはHPで発表するとありました。
この時点では前日の中止判断など100%あり得ないと思いながらも念の為と思いまして午後6時過ぎにHPを確認しました。
開いたページに飛び込んできたアナウンスは何と「12月7日につきましては、悪天候が予想されますので、中止いたします。ご了承ください」でした。( ̄▽ ̄;)!!
12月8日につきましては、12月7日18時頃決定予定と説明は続きますが、私が申し込んでいるのは7日なので8日に開催されても参加出来ないのです。
そんなショックが抜けない時にEメールには、二つ目の衝撃の連絡です。
件名「ツアー催行中止のご連絡」・・・ツアーって何だっけ?
2013年12月15日(日)出発、日本四大工場夜景「室蘭」の日帰り旅行が本日の段階で催行人員に満たないためツアーの催行を中止することになったので返金用の口座を連絡して欲しいとの内容です。
これ日本五大工場夜景の室蘭を三方向(白鳥湾展望台、白鳥大橋展望台、祝津公園展望台)から見学して、室蘭プリンスホテルで室蘭名物(室蘭やきとり、カレーラーメン、黒そいチラシ寿司)を食べる日帰りツアーなのです。
工場夜景って事ですから出発は札幌を12:30に出て、戻ってくるのは21:15頃です。室蘭の工場夜景は昨年のクルーズ旅行で室蘭港から見て感激したので、奥さんも行く事で直ぐにツアーを申し込んだのです。冬道を工場夜景を見に車を運転して行く気などしませんので、バスに乗るだけで連れててくれるツアーは魅了です。
募集人員 40名、最少催行人員 20名で、新聞にも紹介されてた企画なので最少催行人員 20名など簡単に集まると思ったのですが・・・20名が集まらないとは悲し過ぎます。o(TヘTo) くぅ
昨晩は2つのイベントが続けて中止になる精神的ダメージ受けながら、溜まってたDVDを2本も見てしまい終ったのは24時も過ぎてました。確かに夕方には天気悪化の気配でしたが、その後は星も見えて天気が回復していると思うのです。
下の写真は0:30に自宅の玄関前で撮影した夜空です。
ISO1600、24mm、絞り値F3.2、露出時間5秒、寝る前に自宅前から撮影。
見える夜空には若干の小さな雲は存在しますが、綺麗に星が見えます。どう考えても天候は回復したと思うのでこの後の3~4時間で悪化する気配ありません。これ中止の判断は誤りだと思います。(-_-;)
その後、布団に入り寝たのですが、頭の中は早朝の観察会モードになっているので4時過ぎには目が覚めました。部屋のカーテンから外を見ると綺麗に星が見えます。睡眠時間は3時間・・・
目が完全に覚めてしまったので、居間に下りてストーブを点け考えます。
モエレ沼公園は中止なんで行っても駄目ですが、出掛ける準備は既に出来ているので少し近所に撮影に出かけてみようと車を市街地と逆の郊外の街灯が無い場所へ車を走らせます。
上の写真は5:32に自宅から車を5分程走らせた郊外の河川敷です。ISO1600、17mm、絞り値F2.8、露出時間5秒
ちょっと分かりにくいと思いますが、沢山の星が綺麗に見えます。どうでしょうか?ネットで調べた東北東へカメラを向けて撮影したのですが、この星の中にラブジョイ彗星は写ってるのかなあ?
確かに札幌と江別では天気が違うと思うのですが、この夜空は最高の観測日だと思うのですが残念です。
以上、2つのイベントが中止になった話なんですが・・・夜空を撮影してまたまた違う事発見です。
上記の写真の赤枠内に丸い影が写ってます。自宅に戻ってレンズを交換しても同じなので、カメラ本体が原因のようです。
昨年の春にはファインダーを覗くと同じような影が見えたので、ミラーを清掃してもらい解決したのですが今回はファインダーを覗いても確認出来ず、撮影した写真に写り込みます。とりあえず来週にでもニコン札幌サービスセンターへ行ってきます。