SSブログ

アイソン彗星消滅で今年最後の世紀の天体ショーが消えてガッカリ [天文サイエンス]

昨日のお昼にFMラジオを聴いていたら衝撃のニュースです。

何と!米航空宇宙局(NASA)が「アイソン彗星、太陽最接近時に蒸発して消滅した」と発表したとの速報が流れました。( ̄▽ ̄;)!!

急いでネットを確認すると、「世紀の彗星になると注目を集めたアイソン彗星が29日未明、太陽に最接近する際に太陽の熱によってバラバラに崩壊し蒸発したとみられるとNASAが発表した」と何件か速報ニュースが書かれてます。

アイソン彗星は、50~100年に一度の大彗星と言われているので、もう2度と見る事は出来ないのです。多くの楽しみにしていた人がいたと思いますが、私もその中の一人です。これはガッカリですね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

12月上旬には長い尾が肉眼で見えると期待されたのですが、もはや地上からその姿を見ることはできないです。o(TヘTo) くぅ







札幌市青少年科学館では、2013年12月7日(土)・8日(日)の両日早朝 5:00~6:00、モエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園1-1)で「アイソン彗星を探そう」を開催予定だったのです。

2013120708ISONa.jpg 
 
各日100名(申込多数時抽選)で、両日とも定員に達したため、申込は既に終了しているのですが、私は無時に7日(土)に参加出来る事になっていたのです・・・抽選と言えば、先日の東京メトロ綾瀬車両基地の公開は 15,000名なのに外れましたから、今回の参加案内が届いた時は嬉しかったのです。何とも想定外のオチでしたね。(;´д`)トホホ

確かに観察会の説明には「自然現象のため彗星が予想よりも明るくならず見られない可能性もあります」との注意書きもありましたので、当然ですが最大の心配は当日の天候です。一応、天候に関しては当日の4:00に悪天候の場合は中止の決定がされる事になっていたのです。今朝の朝刊には国立天文台の副台長の話が載ってましたが、そんな天文のプロでも「消滅するとは予想しきれなかった」との事ですから想定外の結果で間違いないようです。

12月に入り、これから2013年最後の天体ショーとして盛り上がったはずなのに、TVの特集番組もこれからですよね。やはり朝刊では色んなビジネスを予定していた話が載ってたのですが、JALもANAも特別チャーター機はほぼ完売状態だそうですが、中止を検討中だそうです。更に関連商品も人気だったそうですが、ヨドバシカメラ札幌は昨日中に「アイソン彗星到来」の看板を撤去したそうですからウケます。 
 
札幌市青少年科学館は情報を分析中なのか、「数日内に観測会を中止するのか決めたい」とコメントが新聞に載ってました。(メ・ん・)?
 
ネットを調べるとNASAの発表の説明を発見しました。太陽系の遠方からやってきたアイソン彗星は29日午前4時ごろ、太陽の直径より短い約110万キロまで太陽の表面に近づき、強い重力や熱にさらされながら通過するそうで、NASAはアイソン彗星が太陽に最接近する瞬間やその前後を人工衛星で観測する計画だったたのですが、予想される軌道に姿を見せなかったため最接近する前に崩壊したと判断で「太陽最接近時に蒸発して消滅した」と発表になったようです。

アイソン彗星が太陽の表面約110万キロまで最接近した際は、速度は秒速350キロ以上、温度は摂氏約2760度に達するそうです。そんなアイソン彗星は約45億年前に太陽系が誕生した際に残った物質と考えられているので、考えるだけでロマンですよね。とりあえず夢をありがとうって気持ちです。m(__)m
 

nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1